てんかん発作における精神障害

てんかん発作は脳の障害によって症状が現れてくるとされています。
障害が起きている部位によって運動障害や知的障害、言語障害などが引き起こされることになりますが、症候性全般てんかんには知的障害が起きることがあります。
これは脳の障害によっててんかん発作と知的障害が起こっていると考えることができ、特発性てんかんでは知的障害は起きないことが一般的です。
ちなみに、てんかん発作が起こる前には精神症状が現れることもありますが、精神症状の多くは複雑部分発作の際に見られるようになっており、発作後に不安感や興奮状態などが見られる場合もあります。
てんかんに関連した精神症状としては、意識が変わる、もうろうとする、意識が混濁するなどの意識障害、不機嫌になる、怒りっぽくなるなどの感情障害、性格の変化、精神病様状態、行動異常などといったものがよく見られます。
てんかん患者は心理的な負担を抱えている人や、社会生活で問題を抱えている人などが多く、それらに基づく不安や絶望、孤立などからうつ病などの精神的な問題を引き起こす可能性が高くなっています。
てんかん発作は大脳の神経細胞の過剰な興奮が広がることによって起こりますが、抗てんかん薬はこの興奮を抑えるタイプと、興奮の広がりを抑えるタイプがあります。
また、ラミクタールなど新しい抗てんかん薬には、これまでとは違った効果があるとされています。
抗てんかん薬は長く飲み続けることが多いため、ラミクタールなど効果が高く副作用の少ない薬が望まれます。
また、ラミクタールを飲み始める時には、少しずつ量を増やして血中濃度を測定していくようにすると良いでしょう。
また、薬の飲み合わせによっても副作用が起きてしまう場合もあるため、効果だけでなく副作用も確認することが大切です。